Butterbur

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GTDを学ぶ - ストレスフリーの整理術を目指して その14- 「GTDと認知科学」

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こんにちは、フキです。

今日は第14章です。

今日の内容は、実践的な内容というよりは、「GTDがなぜ有用でなのか?」という部分を別の視点からとらえた内容となっています。

では早速、内容に入っていきましょう。

第14章「GTDと認知科学」

GTDの基本原則は机上の空論などではなく、実際に社会心理学と認知心理学によって有効であると科学的に証明されています。

GTDの効果を裏付ける研究は

  • ポジティブ心理学
  • 分散認知 – 「外部の脳」の価値
  • 「済んでいないこと」によって生じる負荷の軽減
  • 「フロー」
  • 「セルフリーダーシップ」論
  • 「実行の意図」を通じての目標達成
  • ポジティブ心理資本
    – ストレスフリーの整理術 P364 より引用

のカテゴリーの分野で行われています。

特に有用性を求められている部分が、自分の脳以外に、整理システムを構築することにより、脳にかかる負担を軽減している点です。

極論ではあるのですが、人間の脳が全てを漏れなく記憶することができるのであれば、そもそも

  • メモを取る
  • カレンダーに予定を入れる

といった作業は一切合切不要となります。

しかし、現実にはそんなことは不可能です。

脳にも限界があります。

特に脳は「これは何だろう?」といった答えが分からない内容を保持し続けることは、かなりの負荷になります。

こういった場合でもGTDを実践していれば、しっかりと把握・整理を行うことで、「次にとるべき行動」を選択することができます。

これをリマインダーとして登録しておくことで、今考えなくても、この日に行動し解決できると脳が判断することで、この負荷を取り除くことが出来ます。

フロー(ゾーン)

本書では「フロー」とありますが、これは一流アスリートなどがパフォーマンスを最大限発揮している状態のことです。

GTDでは5つのステップを行うことで、「次にとるべき行動」をしっかりと決めます。

そして実際に行動するときは、その行動だけに集中しています。

「フロー」とは「ある状態に完全に没頭しているときに起きるもの」とされています。

GTDを実践することで、行動を起こしているときはその行動だけに集中しているので、「フロー」を起こしやすいといえるでしょう。

まとめ

GTDの効果については、現在でも社会心理学と認知心理学で有効であると証明されていますが、今後はさらにさまざまな分野で証明されていくことでしょう。

これは、GTDを実践することが間違っていないということの証明にもなります。

GTDをマスターするには長い時間が必要ですが、マスターしたときの利点がこれだけあるのですがら、実践を迷う必要はありません。

今日から一歩ずつ、あなたもGTDを始めてみてはいかがでしょうか?

最後に

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