GTDを学ぶ - ストレスフリーの整理術を目指して その13- 「望んでいる結果に目を向けると何が変わるか」
こんにちは、フキです。
今日は第13章です。
本章を入れて残り3章、しっかりと取りこぼしが内容に学んでいきます。
ではスタートです(⌒∇⌒)
第13章「望んでいる結果に目を向けると何が変わるか」
GTDでは「次にとるべき行動」を決めることが重要であることは、もはや言うまでもないことです。
「次にとるべき行動」を決めると、目標に対しての具体的な行動ステップや責任の所在がはっきりします。
それは生産性と行動力の向上を意味します。
だからこそ、「次にとるべき行動」を適切に選択・整理できるようになったならば、ゴールとなる「望んでいる結果」に目を向ける必要があります。
なぜなら、「望んでいる結果」がはっきりしていなければ、適切な行動をとることはできませんし、適切な行動をとることができなければ、「望んでいる結果」を得ることが出来ません。
本書からの引用ですが、
「人生でおきる問題は二つしかない。一つは求めている結果がわかっているのに、どうすればいいかわからないこと。もう一つは、求めている結果が分からないこと」
– スティーブン・スナイダー
これらの解決法は
* とるべき行動をはっきりさせる。
* 求めている結果をはっきりとイメージする。
– ストレスフリーの整理術 P354 から引用
しかありません。
求めることがあるならば、求める結果をはっきりとイメージしなさい。
そして、その結果につながるべき行動を考え、そして行動に移しなさい。
これが、「望んでいる結果」を実現する唯一の方法です。
スピーディにタスクを処理する
GTDのプロセスに従い、自分の脳の外に整理システムを構築し、利用することで今までよりもはるかに気持ちが楽なまま、タスクを進めることが出来ます。
GTDを実践していれば、日々起きていることにすぐに対応できるようになります。
慌てることなく、必要な行動を適切に選択することが出来るようになります。
GTDを習慣として続けていくことで、タスクを処理する速度がどんどん上がっていきます。
そこまで達成できたら、あとは自分がどれだけのサイクルでタスクを処理したいのかを決め、そのペースを保つだけです。
そのために、GTDを用いて、タスク処理をスピーディにこなしていきましょう。
日々のさまざまなことをさばいていく達人になろう
GTDをマスターする唯一の近道は日常でGTDを使うことです。
日常では、さまざまなタスクが日々あなたのもとに舞い込んできます。
そのスピードは年早くなっていることだと思います。
だからこそ、GTDを実践し習得するチャンスです。
最初は苦しくても、GTDを継続していくことで、あなたは驚くような開放感と安心感を得ることが出来ます。
これは、頭の中の「きになること」が全て頭の外のシステムに移動できた証です。
この開放感と安心感を一度味わうことができたら、こっちのものです。
再び「きになること」が出来ても開放感と安心感を求めてGTDを実践すればいいのです。
これを繰り返すことで、あなたは必ずGTDをマスターすることができるでしょう。
組織を前向きな体質に変える
「組織の生産を引き上げる」
言葉にするととても難しいと感じますが、本書ではこれはそこまで難しくないと語っています。
その理由はGTDは個人だけでなく組織にも通用することを筆者自身が分かっているからです。
個人だけでなく、組織として「望んでいる結果」に対して「次にとるべき行動」をしっかりと整理・選択することができれば大丈夫です。
完全なGTDの形でなくても、生産性は間違いなく上がるでしょう。
なぜなら人が行動を止めるのは、どうしたらいいか分からずに、脳で考えるのがつらいからです。
「次にとるべき行動」がはっきりしていれば、結果に対してやるだけです。
「成功したときにどんな状態になっているか」を考えることで、大きな成果を得ることが出来ます。
これは個人だろうと、組織だろうと関係ありません。
GTDのサイクルを組織で行えば、かならず組織は前向きになり、生産性が向上することでしょう。
まとめ
「次にとるべき行動」をはっきりとさせるには、「望んでいる結果」をはっきりさせることになります。
結果がわかっていれば、結果に対してまっすぐ進むだけです。
簡単そうに言っていますが、これはGTDを実践してみればわかることです。
ですので、タスク処理が終わらない、時間がない、どうしたらいいか分からない、といった気持ちを持っているかたはぜび一度GTDへの取り組みを検討してみてください。
最後に
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