GTDを学ぶ - ストレスフリーの整理術を目指して その11 - 「把握する習慣を身につけると何が変わるか」
こんにちは、フキです。
昨日までの第5章から第10章で本書「ストレスフリーの整理術」の第2部を読破しました!!!!
やりました!あと少しです。
ここからラストスパートですが、ペースを崩さずコツコツと進めていきます。
今日は第11章です。
第11章 「把握する習慣を身につけると何が変わるか」
GTDを実践し、「きになること」を次々と処理していけば、あなたは「信頼」というお金では決して買うことのできないかけがえのないものを手に入れることが出来ます。
なぜなら、あなたが周りからの頼まれごとを次々に処理していくことで、あなたに特別な信頼をよせるようになります。
またあなた自身も、様々な頼まれごとを処理することで、自信もついてきます。
これは個人だけでなく、組織についても当てはまります。
組織の活動にて、きになることを漏らさず把握し、適切に処理(人に任せる)していくことができれば、組織全体の生産性も上がっていきます。
と、ここまでメリットを語ってきましたが、本書では「把握する」を行うことで生まれる「マイナスな感情」にも触れています。
「把握する」を行うことで感じるマイナス感情
「把握する」を行うと、今自分が抱えていたタスク、抱えているつもりで忘れていたタスク、目を背けていたタスクがはっきりと浮き彫りになります。
その現実をみて、「なぜこんなことを後回しにしていたのだろう」と落ち込んでしまうのです。
本書では、インボックスにいれた「きになること」は自分への約束事だと定義しています。
あなたがマイナス感情をもってしまうのは、自分への約束事を放棄している現実に直面するからと述べているのです。
では、自分への約束事を破らない為にはどうしたらいいか?
本書では、
- 約束をしない
- 約束を果たす
- 約束を見直す
– ストレスフリーの整理術 P325 より引用
とある。
ようは、「できない約束事はするな」ということですね。
「把握する」で今できていない約束事が目に入ってくるにはしかたありません。
これを最後として、今は思いっきり約束事を果たすことを考えましょう。
またすぐには無理な場合や、いくつか調整が必要なものについては、「約束を見直す」ことを検討してみましょう。
そして、約束事を一度すべて処理しましょう。
集団や組織レベルで「把握する」と書いてあるものの・・・
本書では、GTDを基準にチームで把握することを説いています。
ここで注意が必要なのが、チーム全員がGTDを実践していなければいけない点です。
さすがにいきなりチームでGTDを実践するのは難しいでしょう。
しかし、個人から組織でGTDが実践できるようになると、必ずもう少し深い視点で物事を考えることが出来るようになると思います。
職場にGTDを行うことができればいいのですが、それが難しい場合は、まず自分が管理している部分だけでもGTDで処理していきましょう。
そしてGTDの有用性を示してから、チーム全員でGTDを始めていきましょう。
まとめ
今回から第3部「基本原則のパワーを体感しよう」に入りました。
GTDが習慣となることで、「把握する」ができたあとのことについて、書いてありました。
まだまだ始めたばかりの僕には先の道のりですが、コツコツと頑張っています(^▽^)/
最後に
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